2012年 09月 13日 ( 1 )

割れ物って持って帰るの面倒くさい。しっかり梱包しないといけないし、せっかく買っても日本についたら割れてるなんてこともあるみたい。

でも・・・魅力的なんだもん。
フリーマーケットとかにでてると買ってしまう。

1970年代エイボンの香水入れ
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SKULL ON BOOK、 SKULL MUG、サイコセラミックス2匹。
どれも50's〜70'sの本当にいい形をしてる。
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TIKIFARM社のDirty Donnyデザインのデカンタ。
シュランケンヘッドのデカンタ。出た当時買いそびれたのを安かったのでこっちで買った。
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そしてこいつ。SKULLのLAY OFF BOTTLE。
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「オキュパイド・ジャパン」という言葉を知っている人も知らない人もいるだろう。
少し話すと、オキュパイドジャパンとは「占領下の日本」と言う意味。
第二次世界大戦後、1945年~1952年、日本はアメリカの占領下だった。
政治や経済は、米国を中心としたGHQの統制や指導のもとに運営され1947年〜1952年の間、日本から輸出する物には「Made in Japan」だけではなく、「Made in Occupied Japan」と書かれていた。
当時輸出された品は陶磁器や衣類、カメラ、ミシン、日用品など多種多様、ブリキのおもちゃや陶器の置物なんかもその1つ。
しかし敗戦貧乏国日本製品の品質は必ずしもよいものばかりではなかったみたい。
僕が昔、オキュパイド・ジャパンの話を聞いたとき、バックトゥーザフューチャーの2人の会話を思い出した。
1955年のドクが壊れた機器を見て、「やっぱり日本製はダメだ」といい、1985年から来ていたマーティが「日本製は最高さ」と返す、ドクは「信じられない」と言うシーン。

日本はこのオキュパイド・ジャパンの時代から血のにじむような努力をして、いいものを作り続けているんだなと思う。今のMade in Japanが信頼の証のようについているのはすごい事だと古いおもちゃをみて染み染みしているのです。

話はだいぶそれましたが、このレイ オフポイズンボトル・デカンタはそんなオキュパイド・ジャパンが終わってすぐ、日本の陶磁器のスキルをアメリカ人がほっとかなかった1950年代のモノ。
オキュパイド時代の陶磁器好きは金持ちの日本人にコレクターが多い。僕はあんまりビビッとこない(オキュパイドジャパンの陶器で検索してみてください。)しかし、1952年以降からの50'sはオキュパイド時代の陶磁器よりぶっ飛んだアメリカ人のセンスと日本の陶磁器のスキルが最高に混じりあった1番いい時代だと僕は思うのです。上の SKULL ON BOOKやサイコセラミックスもこの時代のMade in Japan製品。しかし完全輸出物が多くMade in Japanなのに日本ではなかなか出会えないものが多いです。

“LAY OFF This is the Old Man's PRIVATE Poison”と書かれているこの瓶
直訳すると、「さわるな これは大人達の 私的な毒だ」
今の日本人はこれをみて、なんて直接的なんだと思うだろう。しかしこのデカンタにはグラスが4つついているのだ。
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これは、毒が入っていると書いておけば、子供が勝手に酒を飲まないだろうというただのジョーク。
また、「酒は毒だけどやめられんな〜」とかいいながら大人達は楽しんだんだろう。

なんとも気持ちのいいセンスあふれるセラミックがオキュパイドジャパン終わりのアメリカらしいなと1人ニタニタしている平日の夜です。
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by madnessatsushi | 2012-09-13 18:23 | 雑念